• ホーム
  • 部署紹介
  • リハビリテーション科

リハビリテーション科

高齢者の治療から健康長寿を支える病院へ

 原土井病院リハビリテーション部は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・約90名のスタッフにより構成され、予防、急性期、回復期、維持期、在宅に至るステージで病院の多職種と連携し、リハビリテーションや生活支援を行っています。

 また、EBM(根拠に基づいた医療:Evidence-based medicine)を提供することはもちろんのこと、先進医療を積極的に取り入れ地域の方々に質の高いリハビリテーションを提供することを目指しています。その為に必要な研究や人材教育などをおこなっています。

1.治癒・回復

 私達はリハビリテーションに五つの視点を持っています。一つ目の視点は「治癒・回復」を目指すことです。「治癒・回復」とは例えば脳梗塞を発症してしまった、骨折してしまった前の日の身体の状況に戻ることであると私達は理解します。

 昨今、入院期間や診療報酬の算定日数等の問題で早期から訓練を行い、在宅復帰を果たす事が目標とされがちですが、私達は第一に、「治癒・回復」を目指します。その方法として、新しい片麻痺への促通反復療法として注目される、川平法・パワープレート・ロボットスーツHAL、といった最新の治療・訓練を導入しています。

2.病院グループによるバックアップ体制

 二つ目の視点は、病院グループによるバックアップ体制です。
 現代医学ではどうしても脳梗塞による麻痺などが残ってしまう場合、「治癒・回復」を目指すリハビリを継続しながら、残された身体的能力の強化、ADL(日常生活動作能力)訓練を通じ、在宅復帰を目指します。

 在宅復帰には、多種多様な施設やサービスが必要ですが、原土井病院の多数のグループ施設、サービスにより退院後も途切れなくリハビリテーションサービスを受ける事ができます。

3.ショートリハビリテーション

 三つ目の視点は、ショートリハビリテーションという考え方です。 身体能力は加齢により低下します。何らかの障害を有する方は、有していない方よりも著しい身体能力の低下が見られます。歩けなくなってからリハビリをするのでは遅いのです。特に高齢者では少しでも早くリハビリを開始していればと思ったことは数えきれません。その経験をもとに、歩行が不自由になってきた、ADL能力が低下したと感じた場合には、短期入院による集中したリハビリテーションの実施を行うようにしています。

4.食べること

 四つ目の視点は、「食べること」です。 誰しも「食」は人生の楽しみです。自分の口から食べることでストレスの解消や心の安定も得られます。

 多くの患者さまとの出会いで、「歩く、トイレ、食べる」の3つの日常動作が特に大切だと教えていただきました。「歩く」「排尿・排泄」の訓練は勿論、歯科医師や栄養士等と連携し、嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)等で嚥下(のみこみ)機能を評価し、最適の訓練方法や食事形態を検討しています。

5.オーダーメイドのリハビリテーション

 五つ目の視点はオーダーメイドのリハビリテーションを提供することです。 患者さまお一人お一人と向き合い、臨床に誠実に取り組み、先端医学を積極的に駆使し、一人一人に合ったオーダーメイドのリハビリテーションプログラムを提供することです。先端の技術や手法だけでは、本当にその方にあったリハビリテーションは提供できません。日々、患者さまとの会話で言葉と心を通わせる事ができる人間性も私達には求められます。その為に日々、教育・研修にも力を入れ「諦めないリハビリテーション」を提供していきたいと考えます。

ページの先頭へ戻る