８月１９日に発生しました当院におけるＣＯＶＩＤ－１９集団感染につきまして、９月１５日をもちまして完全に終息し、全ての外来、入院にわたり診療機能を通常化いたします。患者様、ご家族、近隣の住民、診療所、病院、在宅サービスに関与する皆様におかれましては多大なご心配とご迷惑をおかけしました事、改めましてお詫び申し上げます。当院で集団感染とされた事案について、以下にこれまでの経緯をまとめました。

上記のとおり、今般の集団感染は（１）通常の診療行為のなかで発生したものであり、（２）通常、コロナ感染症を疑わない療養病棟の患者様が感染源でありました。

原土井病院は本年５月より新型コロナウィルス感染が疑われる方に安心いただくため、発熱外来と発熱患者病棟を設置し、疑い患者の早期受入れをしております。更に８月からは行政の要請に協力し、新型コロナ陽性患者受入病棟を設置し、介護が必要なご高齢の陽性患者を積極的に受け入れています。

上記、新型コロナに関連する外来、入院病棟では集団感染は発生しておりません。

今後も保健所の指導に基づき従来にも増して感染防止対策を徹底し、インフルエンザの季節に備え、地域医療を守るため尽力してまいる所存です。

ご心配、ご迷惑をおかけしますが何卒、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。

令和２年９月１５日

原土井病院　院長　野村　秀幸