緩和ケア病棟
緩和ケア病棟
緩和ケア病棟（ホスピス病棟）とは？
がんの根治を目的とした治療は行いませんが、がんに伴う様々な痛みや不快な症状を和らげ、生活の質を高める（より快適に生活を送っていただく）ための医療やケアを行います。また時として患者さまやご家族の不安や悩みを取り除く支援を行います。
緩和ケア病棟（ホスピス病棟）の特徴
① 患者さまやご家族のご希望を最大に尊重します。
面会やご家族の付添いの制限をせず、外出や外泊も自由にできます。
② くつろぎの環境を提供します。
自宅と同じようにリラックスできるよう設備や環境を整えています。
③ 多職種の連携
医師、看護師、リハビリなど院内スタッフの連携によって患者さまの生活の質の向上を図り、更に状態が改善されれば院外の在宅医、在宅サービスとの連携によって退院および在宅療養、緩和ケア外来への通院も可能です。
入院環境について
おだやかに時間がながれるサンルーム
緩和ケア病棟の最上階のサンルームには天窓からやさしい光が注ぎます。ベランダの庭にはボランティアが丹精こめた季節の花があふれ、隣接する幼稚園からの可愛い歓声は心に癒しを与えてくれます。ここではクラシック演奏会など楽しい催しも行われています。
自宅と同じようにリラックスできる自由度の高い環境を提供します
談話室は２４時間利用可能。面会時間を気にすることなくいつでもご家族とお話しできます。隣接の共同キッチンを利用しティータイムは如何でしょうか。面会に来られたご家族には休憩や宿泊に家族控室もご用意。気軽にご利用いただけます。
病室はプライバシーが保たれた広々空間
快適な入院環境を実現する病室は全室個室。ご自宅と変わらない 落ち着いた室内は機能的で清潔感に溢れています。また浴室や 畳のスペースも備えたホテルライクな特室もご用意しています。
| 区分 | 円/日 | テレビ | トイレ | 浴室 | 和室 |
|---|---|---|---|---|---|
| 特室（2室） | 3,300 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 個室（10室） | 1,100 | ○ | ○ | ||
| 個室（18室） | 無料 | ○ |
ご入院の手続き
入院の条件について
がんで治癒が難しい状態にあると医師が判断し、痛みなどの身体的症状がある方、 精神的症状に苦しまれている方は患者様ご本人、ご家族が希望されればどなたでも入院いただけます。
入院費用について
入院中の費用は、健康保険の規定により算定いたします。高額療養制度もご利用いただけます。
お申し込みの流れ
入院は、当院の担当医師との面談が必要です。まずは、ソーシャルワーカーまでご相談ください。
※面談は予約制です。
手 順
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- 1.面談予約
- 面談は、お電話でご予約ください。
かかりつけの病院へご相談いただき、診療情報提供書のご依頼をお願いします。
すでに当院の別の病棟に入院中あるいは通院中の方は主治医にご相談ください。
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- 2.面談
- 外来受付窓口に、面談予約の日時にご来院ください。受付後、担当医師、ソーシャル
ワーカーがお話を伺います。ご希望があれば、病棟見学案内もお受けします。
（持参していただくもの）
・診療情報提供書
・保険証
※ご家族だけの面談も可能です。
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- 3.入院
- 入院の対象となれば、入院予約となり、ベッドの準備ができ次第、入院となります。
しばらく在宅での生活が可能であれば、緩和外来への通院のご相談もお受けします。
※当院は、訪問診療は行っていません。
よくあるご質問
- どのような治療が行われますか？
- がんの根治治療ではなく、医療措置により痛みやその他の苦痛を和らげるための治療を積極的に行います。
- 病名の告知は必要ですか？
-
告知されていることが望ましいのですが、必ずしも必要条件ではありません。
しかし、これからの生活を大切にしていただくためには、徐々に病名や病状を受け入れてもらうことも大切なことと考えられます。 - 退院することは可能ですか？
- 患者様やご家族の方の希望があれば退院は自由にできます。また痛みやその他の症状がコントロールされていれば退院をお奨めすることもあります。
- 家族はどんなことができるのでしょうか？
-
患者様は、身体の苦痛とともに不安や孤独感も強くなりがちです。もちろん医師やスタッフはお傍でお悩みを伺いますが、患者様にとって何より家族の方の支えが励みとなります。
ご家族が患者様のお世話を希望されれば、私達スタッフもサポートさせていただきます。
どうぞご安心下さい。
入院のご相談窓口
092-691-6049(入院専用ダイヤル)
・受付時間／月曜日～金曜日（土日・祝日は休み）9:00～16:00
見学ご希望の方もご相談ください。
入院には紹介状が必要です。かかりつけの医療機関の紹介状を当院にお持ち下さい。
すでに当院の別の病棟に入院中あるいは通院中の方は主治医にご希望をお伝え下さい。
- ご来院の方へ
