診療について

睡眠外来(睡眠時無呼吸症候群)

本人にはわからない睡眠の異常。家族や身近な人に、このような症状の方はおられませんか?

  1. 大きないびきをかく
  2. 呼吸の中断がある
  3. 眠れない、寝つきが悪い
  4. 夜中に何度も目をさます
  5. 朝早く目がさめる
  6. 朝起きた時、頭がスッキリしない、ノドが渇く
  7. 眠りが浅く、ぐっすり眠った感じがしない
  8. 日中、眠気を感じる
  9. 体がだるく、足などにむくみがある
  10. 以前に比べ、集中力がなくなった など…

当院では、1泊入院で睡眠時無呼吸症のチェックができる測定装置を備えています。
睡眠中、一時的に息をしなくなり激しいイビキを繰り返すクセのある方や、自分では十分眠っているつもりでも昼間に眠気があったり身体がだるくて仕方がない方は、 睡眠時無呼吸症候群の可能性がありますので検査をおすすめします。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは、睡眠中に10秒以上の呼吸停止、つまり無呼吸が5回以上繰り返される病気です。 主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。また、SASは生活習慣病と密接に関係しており、放置すると生命の危機に及ぶこともあります。 た、SAS特有の眠気は交通事故を起こす危険もあり、早期に適切な治療をすることが大切です。

睡眠時無呼吸症候群の治療

生活の工夫

横向きにねる、飲酒を控える、減量など

マウスピース療法

マウスピース(歯科装具)を付けて寝る。(※単なるいびき症にも効果があります。)

CPAP療法(中等症~重症の方は 第1選択)

鼻マスクから気道に空気を送り込み、気道の閉塞を防いで無呼吸をなくす治療法

薬物治療

症状に合わせた薬を使用する治療

その他

睡眠障害の種類、程度により治療方法が異なりますので、詳しくは担当医師にご相談ください。

睡眠時ポリグラフィー検査

当院の睡眠検査は皆様の負担を極力減らすため、夜に入院し、翌朝に退院する1泊2日の検査入院でおこないます。検査により睡眠の状態を詳細に把握し、その後の効果的な治療をおこなうことを目標としています。

睡眠時ポリグラフィー検査の詳細はこちら

睡眠障害とは

不眠の原因には様々なものがあります。
その中でも、肥満(Body Mass Index:体重を身長の乗で割った値:25kg/m2以上は肥満に入ります)や、その他の原因から起こる睡眠時無呼吸症候群、「心のカゼ」と言われるうつ病はその代表的なものです。
また「寝すぎてしまう」、「疲れがとれない」など、「過眠」でお悩みの方もいらっしゃいますが、睡眠の質が悪く、実際はあまり効果的な睡眠を取れていないために昼間の眠気が出現する(原因は不眠と同じ)ことが考えられます。
しかし、仕事などで多忙な日常の中では、少々の心身の不具合は無視されてしまうことも多いのではないでしょうか。その結果、不眠に隠れる上記のような心身の疾患を気づかないままの方は決して少なくはありません。
不眠でお悩みの方は、一度ご相談下さい。

外来診療日

外来診療日・診療時間については外来診療表をご確認ください。

外来診療表はこちら

医師紹介

西方 宏昭

副院長西方 宏昭

心療内科は誤った生活習慣(もしくは行き過ぎた自己統制)によっておこる心身の不具合(心身症)を本来の姿に戻していく事を手助けする診療科です。心身の不調に気付いた時が治療の第一歩です。お気軽にご相談ください。

出身大学
九州大学(平成元年卒)
出身医局
九州大学心療内科
診療科
内科、心療内科
専門領域
肥満、睡眠、心身症
学会・資格
  • 日本心身医学会 専門医
  • 日本内科学会
  • 日本睡眠学会
  • 日本医師会 認定産業医
趣味
一人旅(の計画と時折の実行)

ご予約・お問い合わせはこちらからどうぞ

092-691-3881(代表)

E-mail:sleepcenter@haradoi-hospital.com

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