原土井病院について

ご挨拶

高齢者の地域完結型医療をめざして

少子高齢化による人口減少が1つの社会問題となっています。幸いなことに福岡市では現在も毎年人口増加が続いています。しかし、東区では人口増加もみられますが、人口の高齢化も進んでいます。

原土井病院としては、地域活動を通して高齢者の方々の健康増進に力をいれています。また、ひとたび病気に見舞われたときには、迅速に対応できるように地域に根ざした診療を目指しています。外来業務は、充実した対応ができるように日々努力し、入院加療が必要な患者さんには、速やかに入院できるように努めています。近隣地区の開業医の先生からの入院依頼なども積極的に受け入れています。

現在の病棟はDPC一般病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟、緩和ケア病棟、医療保険対応療養病棟、特殊疾患病棟で多種にわたり、556床の大型病院です。診療としては、内科、総合診療科、整形外科、皮膚科、歯科により回復期医療やリハビリテーションを主とし、九州大学病院をはじめ、東区またはその周辺地区の急性期病院ならびに開業医の先生方との協力を密にして、後方支援病院としての役目だけでなく、地域に密着した病院として地域包括ケアシステムを基本とした地域完結型医療を推し進めています。現在では、原土井病院グループとして、原土井病院を中心に、関連の診療所、介護などの施設と一体となり、在宅医療も含んだ、新たな医療形体に対応しています。

今後は、高齢者医療の重要性がますます高まって参ります。そこで、地域の方々に安心し、信頼される医療を求め、より向上していく所存であります。原土井病院の役割を十分に発揮できるように、各位のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

2020年3月
社会医療法人原土井病院 院長 野村秀幸

原土井病院について

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