

がんの痛みには様々なものがあります。がんそのものの痛みや「きつい」「だるい」といった倦怠感などの「身体的苦痛」、不安や抑うつなどの「精神的苦痛」、仕事や家庭の問題といった「社会的苦痛」、死への恐怖などの「スピリチュアルな苦痛」。
緩和ケアではこれらの苦痛を多職種が連携して取り除くお手伝いをいたします。
がんは日本人男性の2人に1人、女性3人に1人がかかる可能性があるとされ、今や国民病の様相を呈しています。また、がんにかかった方には、痛みなど苦痛が伴うケースがありますが、この苦痛の緩和を行う体制が十分ではなく、緩和ケアを行う専門的な機関がまだまだ少ない現状です。
私たち原土井病院は2001年4月より緩和ケア病棟を、次いで緩和ケア外来を開設し、外来通院中の患者様のサポートにも対応できるようになりました。
これまで、緩和ケアというと、末期がんの方を対象とした看取りのケアのことを指していました。皆さんが思い浮かべるのも「残された時間を苦痛なく有意義に過ごしていただくためのケア」というイメージではないでしょうか?しかし現在の緩和ケアは、看取りの時期だけを診るものではなく、がんと診断された時から、患者様の症状にあわせて様々なかたちで関わっていくように変化してきています。
看取りのケアだけでなく、痛みを和らげることで治療継続のサポートをしていくことも可能です。がんは痛みや抗癌剤投与の苦痛が闘病していく気持ちを失わせることもあります。そのような方には緩和ケアと治療の併用はたいへん有効です。お一人お一人の患者様に最適な緩和ケアを提供できる体制を整えていますし、地域の他医療機関とも連携を取りながら、それぞれの患者様にきめ細かな対応をしていくようにいたします。

お一人で悩まれず、どうぞご相談においでください。
緩和ケア外来 [要予約]
・火曜日 午後(14:00~17:00)・金曜日 午前(9:00~12:00)
・木曜日 午前(9:00~12:00)
お問い合わせ先
0120-372-891(フリーダイヤル) 092-691-3881(代表)
担当:外来(坂口・大森)
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